これは、2009年から2011年にかけて行った「だれもが使えるウェブコンクール」の公式サイトのアーカイブです。本コンクールは終了しました。

だれもが使えるウェブ、多様な人が参加できる情報社会の実現をめざして、「みんなの声で選ぼう だれもが使えるウェブコンクール」を開催します。


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第2回表彰式とシンポジウム&アクセシブルデザイン製品展示会の報告レポート

第2回だれもが使えるウェブコンクールのお礼とご報告

2011年5月17日(毎日ホール)にて、第2回だれもが使えるウェブコンクールが無事終了いたしました。
受賞者の皆様おめでとうございました。そして、本コンクールをご支援いただいた関係者の皆様、及び応援いただいた皆様ありがとうございました!今後ともどうぞ応援よろしくお願いいたします。


当日のまとめレポート報告

表彰式

ウェブ、そしてアクセシブルデザイン賞の受賞者様が、全国から駆けつけてくださいました。特別賞スポンサーの毎日新聞社、クリ―ク・アンド・リバー社及び総務省のご来賓者様から、お祝いのメッセージもいただきました。
受賞についての詳細はこちらをご覧ください


総務省の情報通信利用促進課長 安間敏雄氏がお祝いのお言葉を述べられてるいる様子。机には、各賞のトロフィーが並んでいます。

シンポジウム&アクセシブルデザイン製品展示会

2011年5月17日、だれもが使えるウェブコンクールシンポジウム&アクセシブル製品展示会が開催されました。ウェブアクセシビリティの課題と方向性について意見を交わし合うパネルディスカッションからはじまり、市民モニターの声を聞くインタビュー、ユニバーサルデザインに取り組む企業の方のお話と続く充実のシンポジウムとなりました。


パネルディスカッション「ウェブアクセシビリティの現在の課題と、今後の方向性とは?」

昨年のアクセシビリティの状況などを振り返り、改正になったJIS2010やHTML5などの新しい技術、スマートフォンの普及などがトピックとして話題にのぼりました。

中でも3月の震災以降に多くの人が利用するようになったと言われるSNS、特にTwitterの利用については活発なやり取りが交わされました。
パネラーの吉本さんは重度のロービジョンであるため、SNSのアカウントを作成すること自体が高いハードルとのことでしたが、マスメディアに乗らない情報が流れてくる利点については重要性を感じていらっしゃるようです。

インターネットから情報を取得することに慣れていない人はたくさんいるので、SNSがインフラとして機能するかどうかは難しい点もあります。
それでも、ウェブに情報が流れること/ウェブにある情報にアクセスできることは素晴らしいことです。ひとりひとりがSNSのよい使い方を覚えていき、効果的に使っていくことが必要だという意見も出ました。

情報としてのコンテンツを提供する人がいて、情報にアクセスすることができる。誰がどんな手段で情報にアクセスするのか想像力を働かせ、広い視点で考える人が増えることが望まれます。モデレーターの馮さんの「『みんなで』というところが重要だ」という言葉が、ディスカッションの印象深い締めとなりました。


パネルディスカションに、真剣に耳を傾ける参加者の様子。


当日は、iPhoneを活用した遠隔での要約筆記を活用し、会場全面のスクリーンへ話してる内容がすべて反映され、聴覚障害者の皆さまへも楽しんでいただけました。


インタビュー「ウェブコンクール受賞サイト運営者・制作者&市民モニターの声を聞く」

市民モニターの方々が普段どのようにウェブを利用しているか、生の声をインタビューしました。今回市民モニターとして、高齢者代表・見えない方代表・ロービジョンの方代表の3名が壇上に上がられました。

それぞれのお話を伺う中で、具体的な使いやすさや見やすさは個人の特性によって大きく異なる面があることが再認識できたのではないかと思います。
先のパネルディスカッションでも挙げられた「誰がどんな手段でアクセスしているか」ということを具体的に想像する手がかりになったのではないでしょうか。


審査委員長の野田より、市民モニター、ウェブ受賞者へインタビューをしてる様子


特別講演「新しいUDフォント AXIS明朝の設計思想」

従来観のUDフォントとは違う、新しい設計思想のもとでつくられたAXIS明朝について、わかりやすく講演いただきました。どういう文字が読みやすくて美しいかは個人差があるという観点から、読みやすさを動的・可変的にとらえ、ひとりひとりに最適なフォントを作ることを目指しているのだそうです。

ひとつのフォントですべてを満たすのではなく、シリーズとして展開することでユニバーサルデザインを実現するというアプローチには、これからのウェブアクセシビリティへのヒントがたくさん詰まっているような気がします。


講演者2名(アクシスの宮崎氏、タイププロジェクトの鈴木氏)お2人の登壇されてる様子)

ライトニングトークとアクセシブルデザイン賞について

今回からウェブに加え、"誰もが使える製品"を選定する「アクセシブルデザイン賞」も設けられました。アクセシブルデザイン賞を受賞した方々と出展企業の方々によるライトニングトークでは、その製品が生まれた背景や便利さについてプレゼンテーションしていただきました。

いくつかの製品に見られた傾向として、障害がある方だけを対象ユーザーとして作ったわけではなく、便利なものを作ってみた結果、誰にとっても便利な製品になっているということがありました。まさに「誰もが」という言葉に相応しい、素晴らしい製品だと思います。

受賞製品は別ページにまとめてありますので、そちらをご覧ください。アクセシブルな製品を使って身近に感じてみることで、新しい発見があるかもしれません。


アクセシブルデザイン賞には、日用品でだれもが便利な「N便座取っ手」も選ばれ、その製品説明を製造会社 株式会社サンコーの社員の方がなさっている様子


会場には様々な企業のアクセシブルな製品が展示されました。


最後に、関係者の方や有志の方々との交流会も開催され、アクセシブルデザイン賞の企業から提供された景品の抽選会も行われ、盛況に今期のコンクールが終了いたしました。


交流会の抽選会で抽選番号に聞き入っている参加者の様子。


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第2回だれもが使えるウェブコンクール